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三浦 幸俊; 岡野 文範
Review of Scientific Instruments, 61(11), p.3581 - 3585, 1990/11
被引用回数:12 パーセンタイル:75.58(Instruments & Instrumentation)JFT-2Mプラズマから放射されるエネルギー範囲1000eV/AMU以下の荷電交換原子のエネルギースペクトルの測定に飛行時間法(TOF)を適用した。その結果、荷電交換中性粒子のエネルギー分布を2ms間隔で測定することができた。L/H遷移でエネルギースペクトルは(2~6)ms以下で変化することがわかった。平均エネルギーはH遷移により100eV増加し、この値はECE測定による周辺電子温度上昇と同様である。粒子束は、H/D信号と同様な変化をする。H遷移により400eV以下の粒子束は減少するが500eV以上の粒子束は少し増加する。Lモード中の粒子束(200eV)はHモード中の粒子束の2倍多いことがわかった。